プレスリリース May 23, 2024

ドイツ銀行、円建て社債を発行、日本市場に回帰

~アジア太平洋地域において3か月間で3回目の発行~

ドイツ銀行は、本日、ユーロ円建て社債の発行条件を発表しました。本社債は複数本立て、発行総額は643億円、2015年以降、9年ぶりの円市場での資金調達であり、マイナス金利政策解除後も低金利が続く日本での投資家ニーズが考慮されました。

2019年以降のトランスフォーメーションの進捗・成功により、ドイツ銀行はすべての主要格付け会社から格上げを受けるなど、強化された財務体質を活かし今回、円市場での調達を実施するに至りました。また、これはアジア太平洋地域での今年初めに成功したパンダ・ボンドおよびシンガポール・ドル市場での発行に続くものです。

ドイツ銀行のトレジャリー部門のトーマス・リュケルトは「ドイツ銀行は、グローバル・ハウスバンクとして、常に様々な市場における投資家層の拡大と多様化を目指しています。円市場は常に重要な市場であり、弊社の年間資金調達計画を達成するうえで魅力的な機会を提供しています。」と述べています。

日本におけるドイツ銀行グループのチーフ・カントリー・オフィサーである本間民夫は次のようにコメントしました。「この度の起債は、ドイツ銀行の日本市場に対する強いコミットメントの表れである一方、ドイツ銀行の戦略及び財務状態に対する投資家の信頼を反映しています。」

ドイツ証券は、日本の地で競争力を高めつつ、日本および 世界の顧客ニーズにお応えすることを目指しています。2023年度の業績は少なくともここ6年間で最高の伸びを示しています。


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